コンテナハウスは密閉度が高いイメージなので、ガレージを作ることができるのか気になりますね。本記事では、コンテナハウスのガレージ併設について解説しています。
結論からいうと、住居用のコンテナハウスにガレージを併設することは可能です。コンテナハウスのそばにガレージ用のコンテナを設置して、ガレージ向けに施工を行えばよいので、決して不可能ではありません。そのほか、コンテナガレージの上に住居用のコンテナハウスを併設することもできます。
コンテナはビルなどの大型建築物でも採用されているほど高い耐久性と耐震性を持っているため、丈夫なガレージを低コストで建てることができます。また短期間で完成するので急いでいる人に適していますし、大きさや内装デザインの自由度が高いなど、コンテナでガレージをつくることにはさまざまなメリットがあります。
ただし、コンテナハウスは湿気が溜まりやすいので、湿気がこもらないように配慮する必要があります。窓をつけたり、湿気をコントロールする断熱材を入れるなど、施工業者と相談してみましょう。
鮮やかな青が目をひくコンテナハウスのガレージです。車のサイズに合わせてコンテナを選び、入り口部分に電動もしくは手動のシャッターを取り付けています。内装デザインを自由に決めることができるのがコンテナガレージの魅力です。コンテナでガレージをつくりたいと考える人は、車にもこだわりを持っている人が多いです。
外車にこだわっている人などは特に、湿気が気になります。こちらのガレージでも、しっかり換気できる窓を取り付けたり、断熱材を入れるなどして、ガレージに湿気がこもらないように施工しています。コンテナガレージは比較的短期間で完成しますが、3〜4ヶ月かかる場合もあるようです。
こちらは、バイク用のコンパクトなガレージです。バイク用や自転車用のガレージは、こうした小さいサイズのコンテナを使用することができるので、車よりも低コストかつ短期間で完成する可能性があります。このサイズのコンテナガレージであれば、コンテナハウスの横に設置してもスペースを取りすぎません。コンテナハウスはもちろん、すでに居住している住宅にも気軽に設置できますね。
こちらのコンテナハウスは、ガレージと居住部分を1Fと2Fで分けて建築しています。ガレージは電動シャッターで間口を大きくしているので、四駆やハイルーフの車も十分出し入れできる大きさです。シャッターのほかにドアをつけているので、シャッターを開けずに出入りできます。
ガレージとしてだけでなく、メンテナンスルームとして活用することもできますね。こうしたガレージハウスは、1Fをそのままガレージとして使用するほかにも、店舗として使用する人もいるそうです。2Fもコンテナハウスですが、ウッド風の質感に仕上げているのでぬくもりがあって明るい雰囲気に仕上がっています。
例えば賃貸物件の場合、住宅と駐車場が離れていることが多いですが、コンテナハウスであれば低コストで住居とガレージを併設できるので、車が好きな人からのニーズが高くなりそうです。