コンテナハウスとプレハブの違いって分かりますか?ボックス型の建物という共通点があり、外見上は違いがないように思ってしまう方もいるでしょう。実はコンテナハウスとプレハブは居住性などが全く違ってくるのです。ここでは二つの特徴を比較しながら紹介していきます。
まずはプレハブ建築とコンテナハウスの違いを見ていきましょう。
プレハブは軽量鉄骨で出来ており、建物の一部やすべての部分が工場で製造されており、現場では組み立てるだけになります。通常の建て方よりも施工期間も短くなるため、コストを抑えることが可能です。基本的には2間×3間が標準サイズになりますが、0.5間の単位で増やすこともできます。
コンテナは重量鉄骨を使用しており、プレハブと大きく異なる点は向上でドアやサッシなどの設備も取り付けているため、現場での作業はほとんどないということ。工場でほぼ完成したコンテナハウスを現場に搬入するだけなので、人件費を大幅にカットすることができるでしょう。また重量鉄骨なので丈夫というのもポイントです。
ユニットハウスとは、ブレハブのひとつです。鉄骨・木材をフレームとしたユニットを工場で製作し、そのユニットを現場まで搬入し、それを現場で連結させて完成させる方法になります。構造となるベースが完成しているため、プレハブの中でも工期が最短で、耐震性も高いです。
コンテナハウスとプレハブの特徴が分かれば、住居としてのどうなのかを比較してみましょう。
メンテナンスさえ行っていれば、プレハブも10年以上使い続けることができると言われています。ただ軽量鉄骨のため、塩害や積雪の多いエリアだと耐久性は著しく低下してしまうので注意しましょう。
コンテナハウスの場合、海上での輸送を目的に設計が行われているので、耐久性・耐震性は高いです。丁寧にメンテナンスを行えば、40年以上継続して使用することもできるでしょう。またコンテナを4つ積み重ねても耐えられる構造になっているので、積雪が多いエリアであっても耐久性が落ちる心配はないでしょう。しっかりと塩害対策を行っていれば、どのエリアでも問題なく使用できます。
コンテナハウスもプレハブも、どちらも居住性能が低いというわけではありません。強いて言うなら、軽量鉄骨のプレハブと重量鉄骨のコンテナハウスなら重量鉄骨の方が、壁が厚くなるため防音性・断熱性はコンテナハウスの方が優れているでしょう。また断熱処理を行えば、コンテナハウスでも一年中快適に暮らすことができます。
どちらも建物のサイズなどで施工期間は変わってくるため、一概に施工期間をいうことはできません。ただし40坪クラスであれば、プレハブなら7~10日ほどの施工期間というのが一般的です。もし悪天候などの場合には、現場で部材を付けることができないので工期が延期することもあります。
一方、コンテナハウスは最短なら1~2日で完了することも可能です。現場ではほぼ搬入だけなので、悪天候でも工期が伸びることはほとんどないでしょう。
プレハブの場合は小型のトラックさえ通ることができれば、どこでも設置することが可能です。敷地に応じて形状も柔軟に変えることができるので、よほどのことがない限り設置は問題ないでしょう。
しかしコンテナハウスの場合は、大型のトラックで運搬するため、大型のトラックが通れる道幅・高さが必要になります。また敷地の形状によっては設置が難しいケースもあるため、事前にコンテナハウスを取り扱っている会社に相談し、確認してもらう方がいいでしょう。
コンテナハウスの一番の魅力は、その特有の雰囲気でしょう。コンテナハウスならではの重厚感や面白みは、どんなにプレハブがコンテナに似せたとしても出せるものではありません。プレハブハウスを選ぶほとんどの方が、この雰囲気に一目ぼれして購入を決めているようです。もちろんプレハブにはプレハブの魅力がありますが、コンテナハウスを好きになってしまえば、プレハブには戻れないでしょう。
コンテナハウスであれば居住性や耐久性などは優れているため、そこに暮らす家族を安心して守ることも。ただ設置場所だけは制限があるため注意が必要です。
コンテナハウスが素敵だと思ったなら、まずはコンテナハウスを取り扱っている会社に相談してみてください。どんな暮らしが出来るのか、どんな間取りになるのかなど様々な疑問に答えてくれるはずです。自分たちらしい暮らしを手に入れるために、しっかりと吟味して決定してくださいね。
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引用元:アーススマート公式HP(https://www.earthsmart.jp/jisseki/jisseki012.html)
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