コンテナハウスにはさまざまなタイプがあり、それによってレイアウトの可能性も変わってきます。本記事では、コンテナハウスの配置について詳しく解説しています。
平面型のコンテナハウスは、コンテナをいくつか並べて配置したり、ひとつだけのコンテナをコンテナハウスとして利用するケースもあります。
コンテナがひとつであれば、その中だけを居室にするので、利用も簡単です。コンテナハウスそのものを運んでそのまま引っ越せてしまうという手軽さもあります。ただし、単体型は天井高をとれないというデメリットがあります。
連結型は、2つ以上のコンテナをくっつけて配置する方法です。コンテナを増やせばその分広さが出るので、快適な空間をつくれます。コンテナを連結する場合は、片方のコンテナの壁を取り外して接続するのが一般的です。壁を取り外すと柱梁が見えるというデメリットがありますが、また雰囲気が出てセンスを感じさせるコンテナハウスが作れると考える人も多いです。
複数のコンテナを離して配置する「分散型」は、配置によって独自の空間を作ることができるというメリットがあります。例えば、コンテナをコの字に配置して中央に空間を設け、共有スペースにしたり、広場的な役割を設けることも可能です。分散型で配置するにはある程度の広さが必要になりますが、広さを確保できればコンテナハウスの可能性が広がります。
2つのコンテナを少しずらして積み合わせて、上部の面積を増やします。1階にあたるコンテナと2階にあたるコンテナをずらして重ねると、2階部分に1階の天井分のゆとりがでるので、そこを広場や屋上的感覚で使うことができます。限られた敷地内でより床面積を広く取りたいときに有効です。
下に2つ、上に2つというように、コンテナハウスをきれいに積み重ねれば、雑居ビルのように使用できます。それぞれのコンテナハウスを別の業者へ賃貸に出して、家賃収入を得ることも可能です。
コンテナハウスを建築・配置する際に気をつけたい注意点を以下に解説します。
コンテナハウスは、低コストで住居やオフィスを設けることができる点が大きなメリットですが、複数のコンテナを配置する場合は思いのほかコストがかかる可能性があります。コンテナひとつだけを移動するのであれば、まるごと運んでしまえるので簡単ですが、複数のコンテナを配置している場合には、ひとつひとつのコンテナを運ばなければならないからです。複数のコンテナを配置する際には、コストの確認は重要です。
自分の一存でコンテナハウスを設置しようとすると、建築基準法に違反する可能性があります。住宅や店舗における建築基準法に則っているかを確認したうえで、コンテナハウスの建築を行いましょう。
加えて、周囲の住宅に迷惑となる外観にならないよう配慮することも大切です。固定方法は法律に則っているか、鋼材は日本のJIS規格に沿っているかもきちんと確認してください。
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引用元:アーススマート公式HP(https://www.earthsmart.jp/jisseki/jisseki012.html)
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