価格

 

コンテナハウスを建てたいと考えたとき、やはり気になるのは費用についてではないでしょうか。ここでは、コンテナハウスにかかる費用とその内訳について、詳しく解説していきます。ぜひ、参考にしてみてください。

コンテナハウスにかかる費用

土地代

コンテナハウスを建てるための第一条件として挙げられるのが「土地」です。もともと土地がある場合は良いですが、ない場合は土地代が必要となります。コンテナハウスに必要な土地の広さは、20フィートコンテナで約4.5坪、40フィートコンテナで9坪が目安。それほど大きい土地は必要ありませんが、人気の高いエリアだと高額の土地代がかかることもあります。

参照元:中古コンテナ.net(https://www.used-container.net/information/container-house/)

運送費

コンテナハウスは工場や加工所で製作し、出来上がったものを現地へ運び込むため、その運送費が必要となります。コンテナハウスは重量鉄骨なので、運搬するには4トンまたは10トントラック、トレーラーが必要。さらに、設置するためのクレーン・ユニック車・フォークリフトといった機器も必要となってきます。費用は距離によって異なります。

基礎工事費

コンテナハウスを設置するには、基礎工事が必要となります。基礎工事にかかる費用は、土地の形状(平坦か傾斜地か)・建物の階数などによって変わってくるのが特徴。また、工事を行う業者の車両が現地に入れるかどうかでも費用は左右されます。

給排水繋ぎ込み

給排水繋ぎ込みとは、水道管からコンテナハウスに水を引いたり、トイレやキッチンなどを排水管に繋ぐといった工事全般を指します。コンテナハウスの給排水工事については、一般的な建築物と同様となっていますが、水道の大元から離れていると料金がガラリと変わってきます。条件によっては50~100万近く変わってくるケースもあるので、事前の現地調査が重要です。

コンテナ本体価格

コンテナハウスの本体価格として、約10〜50万円と言われています。しかし、これに塗装やドアなどのコンテナ加工にかかる費用や土地代なども必要になりますので、一般的な木造住宅よりは高くなる点に注意しましょう。

コンテナハウス建築にかかるおおまかな価格

コンテナハウス建築にかかる主な費用をまとめると、

  • 本体代(中古で180,000円〜)
  • 土地代
  • 運送費
  • 基礎工事費
  • 給排水繋ぎ込み
  • 外装・内装
  • 窓・ドア・照明・エアコンなど
  • 固定資産税

以上のものが必要になります。

よって、コンテナ一台分のコンテナハウスでも最低500万円必要になると言われています。

そして工事費用として、

  • 基礎工事:100,000円〜
  • 電気工事:90,000円〜
  • 設備工事(内部・トイレ・洗面取付・配管工事など):100,000円〜

これらの金額がかかるとされています。

しかし、設備やオプション・デザインなどによって価格は変動しますので、大まかの目安として参考にしてください。

コンテナハウスは木造より高い?

結論から言うと、コンテナハウスは木造建築よりも費用が高くなってしまいます。

木造建築の坪単価が約77万円〜97万円程度とされているのに対し、コンテナハウスの坪単価は約80万円〜85万円程度とされています。

そのため、19坪の平屋の木族建築の場合は、坪単価77万円×19坪=1,463万円なのに対し、コンテナハウスは坪単価80万円×19坪=1,520万円となり、木造建築よりも高くなることがわかります。

また、コンテナハウスはコンテナ本体価格の他に、基礎工事や配管・内装・土地代などの建築費用や固定資産税も必要となります。

そのため、「100万円でコンテナハウスを建てられる」といったような情報を鵜呑みにするのではなく、きちんと必要な費用を算出してから計画するようにしましょう。

木造に比べてのメリットは?

コンテナハウスにかかる費用は、木造建築よりも高くなる場合が多いですが、重量鉄骨としては安い分類になります。

コンテナは鋼鉄を使用していることから鉄骨構造物の扱いになり、比較的に高い強度と耐久性があることが特徴です。

耐用年数でいうと、コンテナハウスは34年とされており、木造建築の耐用年数が22年ということから、コンテナハウスは長期的に使用することができ、メンテナンスなどの費用を抑えることも可能です。

重量鉄骨としては低価格で建築できることから、重量鉄骨にこだわりがある方にはおすすめできる選択肢です。

耐震・耐風性が高い

コンテナハウスは、元々貨物用として使用されることを想定して作られています。

何段にも積み重ねられて長い間船で揺られているコンテナ。雨にも風にも打たれることを想定としているため、住宅としても使用できるだけの強度があるのです。

コンテナハウスは重量鉄骨で作られていることから、多少のダメージにも耐えられる構造になっています。

また、東日本大震災の後も新たなスペースとして活用された実績があり、シェルターのように使用されることも。

コンテナハウスは積み上げることが可能なため、省スペースでたくさんの住居の確保が可能なことや、塩害対策をすることで沿岸部でも劣化しにくいなど、コンテナハウスには多くのメリットがあります。

耐用年数は50年以上

建築用に作られたコンテナは、50年以上の耐用年数があるとされています。

コンテナハウスは厚さ1.6〜2mmほどの鉄板を使用し、塩害対策も施されていれば、大きく耐用年数を伸ばすことに繋がっています。

また、メンテナンスによって耐用年数を大きく伸ばすことができ、メンテナンス次第では100年以上使用することも可能とされています。

ただ注意点として、コンテナハウスは重量鉄骨ですが、シロアリ被害に遭う場合もあります。

そのため、塩害対策だけでなくシロアリ対策も忘れずに行うようにしましょう。

遮音性が高い

コンテナハウスは、防音スタジオに活用されるほど遮音性に優れています。

それは、重量鉄骨でできていることから防音性に優れており、防音スタジオとして活用する人もいるほどです。

そのため、楽器を演奏したい方や映画を大音量で楽しみたい方にも向いている建築様式と言えます。

見積もりを取り、トータル費用の確認を

コンテナハウスは一般住宅に比べてリーズナブルに建てられますが、本体以外にもさまざまなコストがかかってきます。「コンテナハウスそのものは安価だったが、最終的にはかなり費用がかさんでしまった」というケースも少なくないため、本体価格だけでなく工事や運送費なども含めてトータルで考えるようにしましょう。また、コンテナハウスの施工会社によっても費用は大きく異なります。事前にしっかりと見積もりを取り、内容をチェックすることが重要です。

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引用元:博栄公式HP(http://www.hakuei-c.co.jp/518/)

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引用元:アーススマート公式HP(https://www.earthsmart.jp/jisseki/jisseki012.html)

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