少し前から、コンテナハウスをシェアハウスに仕立てて展開するシェアハウスが普及しています。ここでは、コンテナハウスのシェアハウスの特徴やメリットなどについて解説します。
シェアハウスは、自分の部屋に加えて、同じ物件に住んでいるほかの住人と共同で利用できる共有スペースを保持した賃貸物件のことです。通常の賃貸物件に設けられている設備を共有スペースとして使用することで、家賃を抑えられるというメリットがあります。
ほかにも、共有スペースを利用することで住人との交流を楽しめる点も大きなメリットです。日本人同士のシェアハウスも多いですが、外国人も入居できるタイプのシェアハウスであれば、語学の勉強に役立つこともあります。
共有スペースの代表的な設備としては、入居者どうしが交流できるラウンジやリビング的なスペースが挙げられます。そのほかにも、シャワーやトイレ、キッチンなどの水回りの設備を共有設備にしている物件もあるようです。水回りは自分だけの設備として使用したいという入居者に向けて、トイレは個別に設置、キッチンは簡易的なキッチンのみ個別に設けられていて、大きめのキッチンを共有スペースとして設けている物件もあります。
シェアハウスにはさまざまなテーマが設けられている物件もあります。スポーツが好きな人が集まるシェアハウスや、若手起業家が集まるシェアハウスなどさまざまです。自分のライフスタイルに合ったシェアハウスを利用することで、ネットワークを広げることができる点も、シェアハウスのメリットのひとつです。
こちらの物件では、コンテナハウスを積み木のように重ねてシェアハウスにしています。そして、コンテナハウス同士の隙間部分を共有スペースにしているのです。コンテナハウスの隙間には、廊下があったり、ルーフバルコニーを設置するなど、開放的に利用できる共有スペースに仕上げています。そのほか、共有スペースとしてキッチンを設置したコンテナハウスもあります。ここでたまに手の込んだ料理を作るのはとても楽しそうです。
コンテナハウスの専有部分の部屋は、コンテナハウスとは思えないほどスタイリッシュなデザインで、通常の居住物件とさほど変わらないように感じます。コンテナハウスにはきちんと断熱材を入れているなど、住心地もしっかり考慮したおしゃれなコンテナハウスのシェアハウスです。
こちらの物件は、コンテナハウスを規則正しく重ねて設置したシェアハウスです。黒いスタイリッシュな外観が特徴で、こだわりのある暮らしがしたい人が気に入りそうな物件ですね。重なったコンテナハウスの中に、広いキッチンを設置した共有スペースがあります。こちらのキッチンには、ゴミ箱や電子レンジ、ケトルなども設置してありますので、ちょっとお茶を飲みたいときも便利です。
それぞれのコンテナハウスは自分の好きなようにカスタマイズすることができるので、個性を活かした暮らしを実現できます。また大きな窓があってとても開放的なので、コンテナハウスの窮屈さを感じさせません。すでにWi-Fiが通っているので、引っ越してきたその日からテレワークすることも可能。おしゃれなだけでなく、利便性もしっかり考慮されたコンテナハウスのシェアハウスです。